1年前、
このような記事を書かせて頂きました。
弱小ブログながらも皆さんにご好評だったようですので、「その後」について記事にしたいと思います。
ところで、
「PCデポ」をご存じでしょうか?
悪質な詐欺で世間を賑わせてくれましたので、気になる方も多いと思われます。
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iPad Air 2の入手まで
実は、
PCデポで契約した
「デジタル雑誌定期購読」
に付属してくるタブレットの「交換アップグレード保証」でiPad Air 2を手に入れました。
なんと、この「交換アップグレード保証」、
契約して2年後に
「最新の機種に交換できる」
というもの(実は、これがちょっとした落とし穴)。
契約当時、
この「交換アップグレード保証」が無料でした。
実際に契約していたのは、
「デジタル雑誌の定期購読(3年間)を契約すると、iPadを含めたタブレットが付いてくる」というもの。
※月額は、定期購読する雑誌とタブレットによって変動します。
自分は、
を契約。
気になる契約価格は、
税込み1620円/月。
36ヶ月契約なので、
総額58320円。
これに加えて、
iPad安心保証パック(税込み3240円)に加入。
※2年間に1回だけ、物損・修理交換が保証されます(免責金額:購入機器の店頭販売価格の10%)。
総額:61560円(税込み)。
総額で考えると、なかなかの値段。
ちなみに、「PRESIDENT」は、
当時、税込みで年間12960円。
さらに、
当時、キャンペーン中(プレジデントキャンペーン)で、税込みで3年間30780円。
つまり、
61560円ー30780円=30780円がiPad Air(16 GB)の実質的な代金(?)。
契約当時のiPad Air(16 GB)の販売価格を覚えていないのですが、
税込みで(?)、40824円。
「あれ?」
1万円以上も得していますね…。
デジタル雑誌の中に自分のお気に入りがあれば、絶対にオススメだったのでした。
さらに、目玉は、
「交換アップグレード保証」。
なんと、
無料で、
を戴いてしまいました。
税込みで46224円。
なんと、
61560円の支払いで、総額117828円(87048円分のiPad製品+30780円分のデジタル雑誌)を手に入れてしまうことになります。
56268円の儲け?
(実は、計算を誤っていました…。)
※正確には、
61560円の支払いで、総額77004円(46224円分のiPad製品+30780円分のデジタル雑誌)を手に入れてしまうことになります。
15444円の儲け。
しかし、
世の中甘くはなく、実際には異なりました…。
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PCデポのタブレット付デジタル雑誌定期購読は「お得」なのか?
タブレット付デジタル雑誌定期購読を契約して、契約者側に56268円の儲けが生じるなんて、
ということがあっただけに、
怪しい雰囲気いっぱい。
というわけで、
解約に伴う違約金を見てみましょう。
まず、
課金開始月に解約した場合、
違約金の総額は、78700円。
58320円相当の物に対して78700円の違約金ですから、契約者側は、
大損 。
次に、
課金開始月以降に解約した場合、
デジタル雑誌は、36ヶ月以降は違約金が発生しません。
一方、
36ヶ月目に解約すると、「機器一式の返却」か「16000円での買取」になります。
それ以降は、
16000円ー552円✕(経過月数ー36)
66ヶ月以降に解約した場合、違約金が発生しなくなります。
利用者が混乱しやすい点は、
「違約金が発生しなくなる時期のズレ」
にあります。
ひとまず、
「36ヶ月目に解約する」
のがベスト(?)と判断。
ちなみに、
先程算出した儲け15444円と違約金(買取金)16000円を差し引きすると、
15444円ー16000円=ー556円。
556円の損。
(まずまず?)
ただ、
このような問題があっただけに、どこかに落とし穴がある予感(?)。
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1年後に待ち受けていた「落とし穴」
契約開始から36ヶ月目。
いよいよ解約。
提示された買取金額は、
44124円。
予想していた16000円ではなく、28124円高い44124円。
予想外の金額に
「驚き」。
1なんと、
1今回iPad Air 2に交換アップグレードをしましたが、経過月数は、アップグレード時にリセットされます。
1実は、
1前回の記事では、この部分の解釈を「一番最初の契約が引き継がれる」としており、
1解釈が間違っていました!!
さすが、PCデポ?
(確認を行った自分も不注意でした…。)
というわけで、
買い取ると、
「28680円の損」。
一方、
iPad Air 2を買い取らず(44124円を払わず)、返却すると、
「61560円の支払いで、総額77004円(46224円分のiPad製品+30780円分のデジタル雑誌)相当のサービスを利用できた」
ことになります。
差額の(77004円ー61560円=)15444円でiPad Air 2を下取りしてもらったことになりますが、
ソフマップの場合、
下取り価格25000円。
(買取最高額です。)
PCデポが提示している価格は、かなりの低価格。
だからと言って、
1年使用したiPad Air 2を44124円で買い取る気にはなれませんでした。
何故なら、
「iPad Air 2が必要であれば、Amazonで新品を購入した方が良い」と判断しました。
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まとめ・感想
結局、
「iPad(2年)+iPad Air 2(1年)+3年(30780円)分のデジタル雑誌」の利用料として61560円を支払ったことになります。
つまり、
サービスの総額「77004円」の内訳は、
- デジタル雑誌(3年間):30780円
- iPad利用料(3年間):30800円
※iPadの下取り価格:77004円ー61560円=15444円
iPad Air 2を手放すことになりましたが、PCデポに44124円の売り上げを与えなかったことに満足。
ちなみに、
「dマガジン 」等のサービスが始まり、月額400円で160誌以上を講読することができるようになりました。
PCデポが提供している「デジタル雑誌」の大部分がdマガジンで購読可能です。
したがって、
「PCデポのタブレット付デジタル雑誌定期購読に利用価値無し」
というのが個人的な結論です。
「月額1500円」という価格につい惹かれてしまいますが、iPadの一括購入に抵抗がある方には、
したがって、
PCデポのタブレット付デジタル雑誌定期購読を契約するのは、これらの現状を知らない人だけ。
「月額1500円」に騙され、永久的に毎月1500円を払い続ける方(特に高齢者)が現れないことを祈ります。
PCデポを利用することは二度と無いでしょう。
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