航空会社の上級会員なら、
誰しも(?)期待してしまうのが、海外旅行当日の
「アップグレード」。
ANAの上級会員になるために「SFC修行」を行った結果(勢い余ってDIA修行も行ってしまいましたが…。)、
2年間で、
シンガポール家族旅行の復路において、
ANAの上級会員の特権を活かして、家族3名全員が
「エコノミークラスからプレミアムエコノミー」
にアップグレード成功。
次いで、
ANAの「旅作」を利用したソウル旅行の往路にて、
「エコノミークラスからビジネスクラス」
にインボラアップグレード。
さらに、
「プレミアムエコノミーからビジネスクラス」
にインボラアップグレード。
そして、
後述する「ANAダイヤモンド会員にのみ許されている当日アップグレード」にて、
成田-ブリュッセル間の往復で
「エコノミークラスからビジネスクラス」
にアップグレード成功。
ANA以外でも、
ウィーン-インスブルック間で、
「エコノミークラスからビジネスクラス」
にインボラアップグレード。
さらに、
フランクフルト-仁川間で、
「エコノミークラスからビジネスクラス」
にインボラアップグレード(これは、訳ありでしたが…。)。
まとめると、
2年間で7回のアップグレードに成功。
(7回中3回は、インボラアップグレードでした。)
これも全て、
「ANAダイヤモンド会員&スターアライアンスゴールド会員」というステータスのお陰。
「今後も同じ調子でアップグレードが続くといいな」と思っていたのですが、
「ちょっと気になる出来事」
に遭遇しました。
というわけで、
参考までに紹介したいと思います。
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エコノミークラスからプレミアムエコノミーへのアップグレードに異変!?
ANAの国際線便を利用する場合、
ANAの上級会員なら
(ANAのHPから拝借)
「エコノミークラスからプレミアムエコノミー」
へのアップグレードに期待してしまうはず(?)。
※詳細は、
こちら。
簡単に概要を説明すると、
出発の24時間前になると、
上級会員を対象にプレミアムエコノミーが解放されます。
実際、
自分は、シンガポールからの帰国便で「家族3人」のアップグレードに成功。
というわけで、
「今回も挑戦!!」
と挑んでみたところ…。
満席!!
「春休み中の長距離線ということもあってか、プレミアムエコノミーも人気なのでしょう。」
と納得できる訳は無く、空席検索をしたところ(写真右)、
空席有り!!
「どういうこと??」
と、不思議に思いつつも何も出来ず…。
明らかに「おかしい」状態でしたので、諦めの悪い自分は、この後、数時間おきにアップグレードの可能性をチェック。
すると…
開放されています!!
直ぐさま「アップグレード申請」(といっても、座席を変更するだけですが…。)。
最初の確認から、約8時間後のことでした。
多くの人がご存じの名言
「最後まで…」
「希望を捨てちゃいかん。」
「あきらめたら、そこで試合終了だよ。」
※英語版では、「When you give up, that's when the game is over.」だそうです。
が聞こえてきました(?)。
それはさておき、
このプレミアムエコノミー開放は、いったい何だったのでしょうか?
気になったので、アップグレード成功後も確認していると、
出発約4時間前で、この状況。
自分がアップグレードを申請した後、「2席」しか埋まっていませんでした。
(もっとSFC会員が居そうな気がしますが…。)
これはこれで、
「隣りが空席なら最高」と思いきや…。
出発時、プレミアムエコノミーは、
「満席」でした。
恐らく、
SFC会員がチェックインカウンターでアップグレードをしたのではないでしょうか?
というわけで、
想像も交えて今回の一件をまとめてみると、
- 出発24時間前:DIA会員の中でも一部の会員にプレミアムエコノミーを開放(?)
- 出発16時間前:DIA会員にプレミアムエコノミーを開放
- チェックインカウンターにて:SFC会員以上にプレミアムエコノミーを開放
という感じでしょうか?
それにしても、
このような「段階的なプレミアムエコノミーの開放」は、「たまたま」だったのでしょうか?
それとも、
「今後も同様」なのでしょうか?
SFC会員の方々にとっては、
「気になるところ」
ですね。
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ANAダイヤモンド会員のみに許された「当日アップグレード」にも異変??
さて、
「エコノミークラスからプレミアムエコノミーへのアップグレード」に加えて、ANAでは、「ダイヤモンド会員限定のアップグレード」が用意されています。
ご存じの方も多いと思いますが、
こちら。
ANAダイヤモンド会員の場合、
当日に「空席」と「食事の用意」が有れば、
アップグレード不可の運賃からでもアップグレードができます。
(ただし、2倍のアップグレードポイントが必要。)
先程も紹介しましたが、
アップグレード不可運賃(10万円台)であるにも関わらず、往路と復路共にアップグレードに成功しました。
40ポイント(40000円相当のSkyコインと交換可)のアップグレードポイントを消費しましたが、約12時間という欧州線でしたので、
費用対満足度は「最高」でした。
(これが、DIA修行を継続している理由の一つです。)
というわけで、
今回も挑戦!!
ところが、
結果を先に書いてしまうと、「失敗」に終わりました。
ちょっと「ショック」でしたので、状況を報告したいと思います。
実は、
出発前約1時間半の時点で「3席」残っていました。
「残りの座席数が少ないな」と思ってはいましたが、
「この時点からチケットを購入する人はいないだろう」
と思っていましたし、
「マイルかアップグレードポイントで当日アップグレードする人は少ないだろう」
と思っていました。
しかし、
マイルかアップグレードポイントを使って、当日アップグレードした人が居たようです。
3人も居たのは「驚き」ですが、
ポイントサイトを活用すれば、大した苦労も無く「28000マイル」を獲得できますし、ダイヤモンド会員であれば40アップグレードポイントを持っている人も多いはずなので、「残り3席が埋まる可能性は、十分にあった」のかもしれません。
ただ、
「ショック」だったことは、ギリギリのラインでアップグレードを逃したようだったことです。
というのは、
ANA SUITE LOUNGEから搭乗口に向かう際にスタッフさんにアップグレードの件を尋ねたところ、
「現在空席が1つあるが、アップグレードは決定していない」
という回答を受けていたためです。
搭乗時刻間際に「空席がある」にも関わらずアップグレードが決定しないという状況は、「空席待ち」を意味します。
「自分よりも順位が上の方が居た」ということでしょう。
その方もダイヤモンド会員であったかもしれませんが、
恐らく、
- アップグレード対象運賃で購入した方
- アップグレード不可運賃で購入したダイヤモンド会員
という「順位付け」があると思われます。
いくらダイヤモンド会員であっても、
「アップグレード不可運賃ではねぇ…。」
というところでしょう。
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まとめ・感想
「前日 or 当日アップグレード」に違和感を覚えての紹介でしたが、
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んで下さった方の中で、
似たような経験をされたことは、ありますでしょうか?
昨今の修行ブームでANAの上級会員の数は、間違い無く増えているはず。
すると、
「前日 or 当日アップグレード」は、競争です。
ANAとしては、上級会員の中でも「より上級の会員(お金を多く払ってくれた利用客?)」に満足してもらう必要があります。
したがって、
個人的には、今後も同様の体制が継続されるように感じています。
現在、
繁忙期に国際線特典航空券を予約することが極めて難しい状況ですが、アップグレードに関しても同様になりそうですね。
今後は、
人気薄の日程や航路を探して予約したいと思います。
それでもアップグレードが難しいようであれば、
ダイヤモンド会員卒業
でしょうか?
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