ハイデルベルクを個人旅行する場合、少なくとも、
ハイデルベルク中央駅
から
ビスマルク広場
まで、
自力で移動する必要があります。
この間を歩くこともできますが、時間を節約するためには、
トラムとバスの利用は不可欠。
体力に自信があれば良いのですが、多くの人は、
や
カール・テオドール橋
に移動する際にもトラムとバスを利用すると思います。
ちなみに、
ハイデルベルクに限らず、ドイツのいくつかの街では、中央駅と旧市街地との間に距離があります。
したがって、ドイツを旅行する際に重要な「足」になるのが、
トラムとバスです。
ドイツの多くの街で利用されている公共交通手段なので、共通している部分も多数あるはず。
そこで、
今回は、「ハイデルベルクを走るトラムとバス」を紹介したいと思います。
トラムは、近代的でお洒落な車体。
お次は、バス。
日本でも一部の地域で活躍している「連節バス」。
トラムの車内は、このような感じ。
車イスやベビーカー用のスペース(下側の写真左側)が用意されています。
また、乗り降りし易いように、車両とホーム(?)との間の架け橋が備え付けられています(下側の写真右下のグレーの部分:折りたたみ式です。)。
ちなみに、トラムの場合、ドアの開閉は押しボタンによる手動になります。
もちろん、
バスにもあります。
しかも、バスの場合、停留所では、車体が若干傾き、道路との段差が少なくなるようになっています。
足の筋力が落ちて、手摺り無しでは階段を上れなくなりつつある自分にとっては、
まさに神の手。
日本でも導入してもらいたいものです。
さらに、
自転車ごと乗車することができます。
ちなみに、バスは、
日本では(ドイツでも)高級車ブランドの「ベンツ」です。
まあ、日本で言えば「トヨタ」であって、トヨタにもいろいろあるように、ベンツにもいろいろあるということでしょう(車に詳しくないため、分かりません。)。
しかし、
(フランクフルトにて撮影)
タクシーまでベンツとは…。
一見、高級車と言われている部類のベンツの車体にしか見えませんが…。
と、
話が逸れましたが、乗り降りは、どこのドアからでも可能です。
本来、バスの場合は先頭から乗るようですが、ハイデルベルクの場合は、何も言われません。
乗車したら、
このような機械に乗車券を差し込んで、検印をもらいましょう。
(検印を受けた時点から60分以内であれば、乗り換えができます。)
乗車券は、トラムやバスの駅・停留所の券売機で購入できますが、券売機が設置されていなかったり、購入する時間が無かったり、購入方法が分からない場合は、
運転手さんから購入することができます(トラムも同様)。
ちなみに、運転手さんは、多少なら英語が話せます。
最低限、「行き先」と「人数」さえ伝えれば、なんとかなるでしょう。
これらの手間が面倒だと感じる人は、
ハイデルベルクカードを購入しましょう。
くれぐれも、無賃乗車をしないように。
無賃乗車が発覚した場合には、
60ユーロ(約7200円)の罰金。
気を付けましょう。
さて、
乗車の次は、「今どこを走っているのか」の理解ですね。
運良く最新の車両に乗車することができれば、
液晶モニターで、現在地が一目で分かります。
一方、少し古い車両の場合、
このような表示になります。
ちょっと(?)、大変ですね。
ただ、ハイデルベルクの場合、観光名所に行くためのトラムやバスは、観光客が多数乗車しています。
主要な駅・停留所に移動する場合は、安心して良いでしょう。
また、車内アナウンスもあります。
ただし、降りる場合には、日本と同様に、1つ手前の駅・停留所を出発した後にボタンを押しておきましょう。
あと、
観光客には無縁かもしれませんが、
深夜便もあります。
いかがでしたでしょうか?
「トラム」や「バス」は、慣れるまで大変かもしれませんが、大変便利なので、是非、活用してもらいたいと思います。
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