心の風に吹かれて~白い雲のように~

人生日々修行。空を自由に漂う「雲」のように「心の風」に身を任せ、43歳の「永遠の修行僧Nagoya」が思うがままに書き綴ります。

我が家の子育て:昆虫のジオラマ作製は、想像以上に手軽にできる夏休みの自由研究・自由課題!!

NPO アンリ・ファーブル会主催「ジオラマ教室」に行ってきました。

nagoya1976.hatenablog.com

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「初級標本教室」、「標本教室」に続き、今回は、「ジオラマ教室」です。

着々とレベルが上がっています(?)。

 

甲虫の標本作製については、

nagoya1976.hatenablog.com

セミの標本作製については、

nagoya1976.hatenablog.com

にて紹介済み。

というわけで、今回は、昆虫のジオラマ作製について紹介します。

f:id:Nagoya1976:20160813184134j:plain

このように「格好が良い」ジオラマは、

できるのでしょうか?

 

1. 構想を練る

「昆虫をどのように飾るか」を考えます。

「ケースの大きさ」の制限が一番大きいです

ちなみに、ケースは、

f:id:Nagoya1976:20160813185509j:plain

100円ショップで販売されている物で大丈夫。

ちなみに、

  • 横型:難易度低
  • 縦型:難易度高

ということでした。

 

2. 下地を作る

ケースの土台に「モデリングペースト」を塗り、下地を作ります。

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固まるまで時間がかかるため、今回は、先生方が予め作製してくれていました。


 


 

 

3. 樹皮の貼り付け

ケースの土台に塗り付けた「モデリングペースト」の上に樹皮をボンドで貼り付けます。

※個人的には、「4. 色つけ」を終えてから「樹皮の貼り付け」を行った方が良いと感じました。

f:id:Nagoya1976:20160813192318j:plain

樹皮をケースに収まるサイズにして、

f:id:Nagoya1976:20160813192643j:plain

貼り付けます。

※縦型のケースの場合には、樹皮を支えるためにスタイロフォームを整形して貼り付けます。

ブルースタイロフォームIB 450×450×25mm
価格:414円(税込、送料別)


 

 

4. 色付け

アクリルガッシュ」で土台に色を付けます。

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筆も含めて、全て100円ショップで購入できます。

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モデリングペースト」に色付けです。

筆を使いますが、「ペタペタと色を付けるように塗る」と良いそうです

※色は混ぜずに、「モデリングペースト」に重ね塗りをしながら色を混ぜていく。

※色を変える時は、筆を水洗い。

美術的センスが問われるところですが…

f:id:Nagoya1976:20160813192903j:plain我が子のセンスは、

いかに?

※個人的には、「3. 樹皮の貼り付け」の前に「色つけ」を行った方が樹皮が汚れず、良いと感じました。

 

5. 昆虫の整形

ケースに設置する昆虫の形を整えます。

我が子が選んだ昆虫は、

f:id:Nagoya1976:20160813192156j:plain

サソリ。

あれ?

サソリは昆虫では…。

 

それはさておき、最初の流れは、「初級標本教室」で教わった通り(「標本教室」でも教わります)。

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関節が柔らかくなっていることを確認したら、

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展足板の上で形を整えますが、標本作製の時と異なる点があります

まず、

サソリの身体には、針は刺しません。

また、サソリが歩いている体勢で固定するので、

腹の下に丸めたティッシュペーパーを敷きます

そして、有頭志賀昆虫針でサソリを固定。

なお、サソリは胴体が長いので、4本の有頭志賀昆虫針で固定します。

※針は、「ハ」の字になるように展足板に刺します。

 

ここからは、

こだわりの世界です。

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サソリは、威嚇しているポーズが様になります。

そこで、展足板にスタイロフォームの支柱を立て、尻尾が曲がった状態を作ります。

尻尾の先は、当然相手の方向に向く方が格好良いです。

したがって、支柱に針を「X」の字に刺し、尻尾の先端が支柱から離れるように(かつ相手の方に針先が向くように)します。

同様に、

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ハサミは開き、浮かせます。

そのために、針を「X」の字に刺し、その上にハサミを乗せます。

さらに、樹皮の上に乗せた時、樹皮を掴んでいる様子を出すために、

足の向きにも注意が必要です

さらに、ツメを開いて、閉じないように間に針を刺してあげると、

樹皮を掴んでいる感じがアップ!!

と、大人も興奮。

ただし、格好ばかりに気を取られていてはダメです。

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ケースに収まるかどうかをチェックしながら、整形しましょう。

 

6. 樹皮の上に昆虫を設置

整形した後、2~4週間後に行います。

横型のケースの場合は、樹皮の上に乗せるだけで完成。

一方、縦型のケースの場合には、整形した昆虫を支えるために樹皮に針を刺して支えます。

※虫の腹と樹皮を連結させるように針を刺すと、リアリティが増します。

 

まとめ

毎度のことですが、5000円という費用に悩む方もいるかもしれません。

ただ、専門の先生方に指導してもらい、かつ、専用の道具も一式戴けますので、

高くはない

と思います。

(そもそもNPO主催ですから)

加えて書くならば、今回は「サソリ」を標本にすることができました

甲虫に関しても、なかなか手に入らない物が提供されます。

 

ちなみに、美術的センスはさておき、それ以外の部分については、

7歳の我が子でも出来ました。

昆虫の標本・ジオラマ作成は、

夏休みの自由研究・自由課題にオススメです。

 


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