数あるDIA会員の特権の一つに
「国際線の当日アップグレード」
があります。
アップグレードポイントの詳細については、
この当日アップグレード、
特典航空券以外であれば、
購入した航空券がアップグレード対象外のものであっても利用できます。
（残念ながら、特典航空券を利用する場合には利用できません。）
通常、アップグレードに必要になるポイント数は、
（ANAのHPから拝借）
ちなみに、国内線の場合は、
（ANAのHPから拝借）
なお、国内線の当日アップグレードは、現金9000円でも可能。
つまり、国際線のアップグレードの価格は、
欧米路線
- エコノミーからビジネス：22500円（45000円）相当
- ビジネスからファースト：45000円（90000円）相当
リゾート・東南アジア・南アジア路線
- エコノミーからビジネス：18000円（36000円）相当
- ビジネスからファースト：36000円（72000円）相当
東アジア路線
- エコノミーからビジネス：13500円（27000円）相当
オセアニア路線
- エコノミーからビジネス：22500円（45000円）相当
※括弧内は、DIA会員の特権「当日アップグレード」の場合
とも考えることができますが、
どうでしょうか？
では、簡単にですが、比較をしてみたいと思います。
- 費用：9000円
- 所要時間：3時間35分（2時間30分）
- 内容：プレミアムクラスのシートと食事（アイスクリームも！！）、飲み物が提供されます。
東アジア路線の場合
- 費用：27000円相当（国内線の3倍相当）
- 所要時間：3～4時間（羽田－那覇間の1.5倍）
- 内容：プレミアムクラスと大きくは変わらない（？）シートとコース料理、ワンランク上の飲み物が提供されます。
「18000円のコース料理と飲み物」と考えると、
どうでしょうか？
欧米路線の場合
- 費用：45000円相当（国内線の5倍相当）
- 所要時間：12時間前後（羽田－那覇間の約5倍）
- 内容：ANA BUSIESS STAGGEREDシートとコース料理およびアラカルトの朝食、ワンランク上の飲み物が提供されます。
これは、明らかに
「お得」ではないでしょうか？
なお、必要とするアップグレードポイントは２倍ですが、次の点も見逃せません。
- アップグレード対象のチケットを購入する必要が無い。
- 特典航空券のように1年も前から準備する必要が無い。
アップグレード対象のチケットを購入したとしても、
アップグレード用の座席数は限られています。
また、特典航空券で上位クラスのチケットを入手できても、
1年後のことは、誰にも分かりません。
大変使い勝手が良いのが、
DIA会員だけの特権「国際線当日アップグレード」。
これは、
DIA会員修行するしかない（？）。
そして、
「ANAグループ運航便で獲得したプレミアムポイント」が80000PP以上になると、次年度に付与されるアップグレードポイントが跳ね上がります。
40アップグレードポイントあれば、
欧米路線ビジネスクラス往復
が可能です。
（ANAさん、上手すぎます。）
これは、
ANAグループ運航便で80000PP以上を狙うしかない（？）。
ワンポイントアドバイス
ちなみに、「国際線当日アップグレード」を希望される場合には、
「事前にANAさんに伝えておいた方が良い」
と思います。
実は、
小心者の自分は、出発数日前にビジネスクラスの空き状況を確認し、
「当日にアップグレードを行いたいのですが…」
という問い合わせをDIA会員専用のデスクにしました。
その際、
「確定するのは当日ですが、希望は承ります。」
との回答。
実は、この「希望は承ります」が重要（？）。
なぜなら、
席と食事が用意できない場合には、「当日アップグレード」ができないからです。
恐らく、食事は、必要以上には用意しないはず。
「食事の手配」という問題があるので、
「当日アップグレード」の希望は、事前に伝えておくことをお薦めします。
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